沈丁花の甘い香りがします 病虫害に強く初心者にもおすすめの花

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こんにちは 洲(しま)です。

 

庭の沈丁花が咲き、甘い香りがただよっています。

この香りは、私の好きな香りのtop3に入るほど。

 

最近はあまり見られなくなった花のようにも思いますが、病虫害に強く、手間をかけなくても咲いて、いい香りをふりまいてくれるので、おすすめです。

 

我が家では、どのような環境で、どんな手入れをしているのか、まとめます。

 

 

沈丁花が育つ環境

我が家の沈丁花は、もともとご近所さんからいただいた、小さな挿し木でした。

それから15年以上たち、今は樹高は90cm、横幅も90cmほどになっています。

途中で剪定をしてますのでこのサイズですが、剪定をしなければ1.5mほどになります。

 

庭植えで、半日蔭~日陰

冬は、午前中に1時間ほど、夏でも朝から2~3時間だけ日が当たります。

西日をあまり好まないようなので、この場所で元気に咲きます。

 

ほどよい湿り気のある場所

半日蔭なので、ジメジメしているほどではありませんが、カラッとはしていません。

まあ、ほどよい湿り気がある場所かな?

 

 

沈丁花の手入れ ほぼ水やりだけ

手入れというほど、手をかけていませんが、私が沈丁花を育てるうえで気を付けたことは

 

水やり

挿し木を植えた当時は、乾かしすぎないように気をつけました。

挿し木をいただいたのは、たしか初夏(5月)のころ。今思えば、初心者が失敗しないよう、いちばんいい季節に渡してもらったのではないかと思います。

 

植えつけた1週間ほどは、毎日水やりをしました。

植えつけて1週間たったら、2,3日に1回ほどの水やり。

梅雨時は、雨が降らなくて土が乾いているかな?と思った時に。

梅雨が明けたころから、夏の間毎日の水やり。

冬の間は、1週間に1回程度。

 

1年後には忘れていることが多く、ほぼ夏を重点的に、1週間に1,2回ほど水やりしました。

そのかわり、一度にやる水の量は、4ℓじょうろだと2杯くらいたっぷりとやります。

 

こう書くと、真面目に水やりしていたように見えますが、忘れたり、面倒になったり、出かけたりで、水やりしない日も多々ありました。

 

15年以上たった今では、ほぼ水やりはしていません。夏に3回くらい水やりしたかな?という程度になりました。

 

それでも、育っています。

 

肥料

植えつけのときに、緩効性肥料を混ぜただけ。

その後は、花が咲き終わったら、有機たい肥や緩効性肥料を土の上にばらまくだけ。

沈丁花は根をいじられるのを嫌がるので、土を掘り返す中耕もしていません。

 

剪定

木が小さいうちは、剪定はしませんでした。剪定しなくても、翌年咲いてくれます。

むしろ、3年くらいの間は、剪定をしないほうがいいと思います。

 

また、沈丁花は木の形が自然と丸く整うので、剪定で形を整えるというより病虫害を予防したり、大きさを小さくすることが、剪定の目的になります。

 

時期は、花が咲き終わったらすぐ、年に1回この時だけ。込み合ったところをすかしたり、少し小さくしたいときは、外側からはっぱ1,2枚分だけ内側のところを切ります。たくさんは切りません。

また、毎年剪定をしていません。気が向いたときだけ。

 

 

 

水やりと肥料と剪定、たったこれだけです。

15年以上たった今は、ほぼほったらかし。それでも咲いています。

昨年、斑入りの沈丁花も買ってしまいました。まだまだ小さい苗木ですが、こちらも花を咲かせています。感謝、感謝。

以上、我が家の沈丁花でした。